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総合的に見てもパナメーラは良くできた車。
本記事はコアなレビューではなく、あくまでもデイリーユース視点から綴っています。
筆者がパナメーラに出会う前、前愛車はレクサスのFモデルでした。現行のLCやIS500にも搭載されている2UR系エンジンの大排気量のV8は故障知らずで、いい音を出して走る車で、楽しさを前面に出た車。そんなFモデルから輸入車へ切り替えたのは、カスタムよりも仕事に使うことが増えたので実用性を重視。総合的に判断して導入したのが今回のパナメーラとなります。
パナメーラを導入したきっかけ

Fモデルはとても魅力的で、運転していて楽しくなる車でした。ただ、非日常を演出するFモデルは、運転する楽しさの方面に振っているせいで、すこし日常では使いづらい部分もありました。一番大きいウエイトを占めたが、リアシートを倒すことができず、大きい荷物を積むことができないところでした。
そこでリアシートが倒せること、パワーテールゲートが標準、エンジン(パワー)と燃費はそこそこで、巷ではあまり見かけない車!と決めて探すうちに出会ったのがパナメーラでした。一般的にはミニバンやSUVを選択肢に入れるのが良いかなと思いましたが、人と少しでも被らない車で…と思っていると、必然的に輸入車になってしまいました。
パナメーラの良い点と気になる点

筆者にとって良いポイントはユーティリティの高さが一つのポイントです。前述ですが、標準でパワーテールゲートが装備されて、リアシートを60:40で倒せるので、お客様からの注文で発送するエアロパーツも楽に積めることができます。またパナメーラはファストバックタイプなので、セダンにはカテゴライズされないのでトランクも独立しておらず、リアへのアクセスが非常に良いのです。
またベースモデルでもV6ターボが標準となっているので、その恩恵で2,000kg近くあるボディもモッサリせず、しっかりと剛性を感じられる安定した走り・走行性が魅力的。330馬力あれば、エアコンを入れても、家族・友人が同乗しても、荷物を積んでもストレスなく走ることができます。

そして気になるポイント。
こればかりは各ユーザー/オーナーの方々の間隔/捉え方があるので一概に言えませんが、ポルシェはオプションで好みの装備を追加していくので、標準で装備される機能がさみしいところです。
971型パナメーラはフロントにはシートヒーターが付いてくるものの、リアには設定なし(※新車発注時にオプションの指定が必要)。そのため、フロント+リアで快適装備が付いたモデルが欲しいと思ったときには、我慢強くその装備が付いたモデルを待つ必要があります。認定中古車を購入するにあたり、前オーナーの方の好みが反映した装備が付いてくるので、自分が希望するモデルに出会えない可能もまた一つのネックなのかもしれません。
あとはボディサイズですが、これは大きいサイズが幸いしてロングドライブも疲労感が無く、安心して乗れるのですが、駐車場探しや取り回しが少し大変です。一般的な機械式駐車場はNGな場合が多く、屋内外の駐車場でも5mオーバーに対応した場所を事前に調べたうえで、利用することが必要となります。
パナメーラが故障する頻度

まだまだ輸入車は壊れやすいというイメージがありますが、そのイメージは筆者もパナメーラと出会う前まではごく普通に思っておりました。しかしいざ所有してみると、認定中古車として購入した日から今日まで故障した回数はゼロ。唯一、ナビのモニターがブラックアウトしただけで(再起動で回復済)、それ以外には全く何も起こりませんでした。
そのことから今の輸入車は品質が高く、壊れにくくなっているということです。
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