マイアミブルーをまとったスタイリングは美しい。
先日のポルシェセンター みなとみらいへ訪問した際にパナメーラを見ていた時に、もう1台、希少なモデルに遭遇。それは718 スパイダーで、しかもオープンカーにふさわしい、とても綺麗なブルーをまとった1代でもありました。ブルーのボディカラーを持つ車は、特に青空のもとで走っている姿を見ると、とても魅力に見えてきます。
非日常を体験されてくれるオープンカーと言う存在だけでも刺激的で、その魅力に虜になってしまう筆者ですが、この718 スパイダーを見たときは「おぉー スパイダーじゃん、しかも大好きなマイアミブルー!」と心の中で叫びながら、嘗め回すように見て回りました。
特にポルシェのボディカラーにおいて筆者はブルー系のカラーが大好きで、マイアミブルー、ゲンチアンブルー、シャークブルー、ルガーノブルー、マリタイムブルーなど。これらカラーをまとったモデルを街角で見ると、目で追いかけることもあります。それだけ「オープンカー×ブルー系ボディカラー」と言うのは私にとっては最高の組み合わせです。
オープンカーは維持が大変そうだが、それを超えた魅力が。
一般的なイメージとして〝オープンカーを所有する゛と言うだけでハードルが高いと認識してしまいます。
オープンカーの殆どがソフトトップ(幌)が中心となっている今日で、ハードトップ仕様のモデルは本当に少ないです。一部のハイエンドモデルであるフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニなどのスーパーカーブランドであれば、選択できそうですが、一般的には購入が難しい。それらを除いたブランドでハードトップはダイハツ・コペン、マツダ・ロードスター RFぐらいしか思いつきません。
それだけオープンカーのモデルも少なく、その中でハードトップはかなりハードルが高い印象です。
ルーフの仕様で選択肢がせまい中、ルーフの幌に傷が入らないように、車内に水滴が入らないように、など様々な考量しなければいけない要素も多く、屋根のある駐車場が必須だと思います。また娯楽性の高い車に限っては、すこし車の維持費が高いのかな、とステレオタイプみたいな発想で申し訳ないですが、そう思ってしまうことも時折、思うことも。
しかしながら…
オープンカーを所有されている方からの体験、そして筆者自身がオープンカーを乗る機会があったことを踏まえて言えるのは、上記で述べたようなマイナスイメージが付いてしまいそうなオープンカーも乗ってみれば、その良さを肌で直接、感じられて、マイナスのことなんて風と共に流れ去ってしまうほど、オープンカーは魅力であふれています。
所有することは大変ながらも、季節を問わずして外で風を感じながら車を運転することは非日常であり、すごく刺激的な感覚を教えてくれる貴重な車のカテゴリです。今、オープンカーを所有されている方はこれからも大切に乗り続けていただきたいな、と思うと共に、これから先にオープンカーが欲しいと思われている方もぜひ一度はその良さを運転して体感して欲しいと、心から思います。
外装の各ディティールを確認。
オープンカーでも2シーターである718はスタンダードモデルから、本記事で書いているスパイダーにおいてもルーフを開けたスタイリングは、とてもカッコいいの一言。
スタイリングで前方から後方に掛けて見ても一般的な車とは異なり、尻上がりのようなデザインでもなく、ラインがフラットに見えるので車高がすごく低く見えます。ワイド感、そしてローフォルムなスタイリングはもうカスタムカーのようでありながら、純正であることを忘れるぐらいに、完全に仕上がった車です。
ホイールにおいては純正で20インチがインストールされておりますが、これがまた絶妙なバランスで内側に入り過ぎず、また表にも出し過ぎず、良い感じでまとまっているセッティングが上手いです。
一般的に車のカスタマイズであればワイドトレッドスペーサーを使用したり、はたまた車に合わせた特注のホイールをインストールしないといけないので、純正でこの仕上がり感は良い意味で反則級のカッコよさではないでしょうか。
店舗情報
ポルシェセンター みなとみらい 認定中古車センター
住所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-5-1
【ニトリ/BMW/MINIなどが入っているプライムギャラリーの建物内】
Instagram:@porschecenterminatomirai
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